大雪等、災害による営業の判断について

皆様、大雪の中温かくお過ごしでしょうか?

数年の一度、こういった大寒波があり大きな影響を受けます。

こういった場合の『永平寺温泉 禅の里』での営業時間や臨時休館の判断について

簡単ではありますがご説明いたします。

① 積雪による安全な駐車場の利用が困難と思われる場合

当館では提携業者にお願いし積雪量に見合わせ除雪車による作業を行って頂いておりますが1日中、降り続けた場合は駐車車両がある中で除雪車が入れず除雪が行えない場合があります。また、皆様の滞在時間が長い為に入浴やお食事をされた後お車が埋まってしまい車が動かせなくなってしまう事もあります。先週の1回目の寒波でも来館された方がスタックしてしまいおクルマを出せなくなった時がありました。大寒波の影響で短時間であっという間に積もってしまうのでとても危険です。

② 吹雪による視界の危険

当館に来館された事がある方はご存じかと思いますが、吹き曝しのような場所にあり吹雪くと道路と縁沿いの境が見えなったり、ガードレールや段差がわからず大きな事故につながる恐れがあります。また路面の凍結や吹き溜まりによって安全にご来館・ご帰宅が困難な場合もあります。当館の前の道路前でも田んぼにハマったり敷地内のポールに接触したりと危険が潜んでおります。

③ スタッフの安全な出勤・退勤が困難

利用者の皆様の安全は大切ですが当施設のスタッフの安全も大切です。スタッフは町内だけでなく遠保から通う者もおります。朝は10時の開店に間に合わせるべく8時前から出勤する者がいます。道路の除雪だけでなく自宅前の除雪の状況により安全に出勤できない場合があります。また帰宅については皆様の利用が終わってから約1時間半の締め作業を行いますが、積雪や吹雪がひどいと帰宅が困難になってしまいます。利用者の皆さんだけでなくスタッフの安全も大切です。

④ 緊急時の対応

当館は入浴施設という事もあり入浴中や入浴後に体調を崩す方が大変多いです。特に寒波で気温差がある場合は温まる為に長湯をされる方やサウナに長時間入られる方が多く、湯当たりや心肺系の発作を起こされる方がいらっしゃいます。特にご高齢の方は注意が必要です。場合によっては救急車による緊急搬送といった対応が必要になりますが、積雪や吹雪の状況により通常の搬送などに比べ時間がかかったりすることを考えなけれいけません。救急隊の方は常に最善を尽くして対応頂いてますが天候や自然災害についてはいろいろな危険を考慮しなければいけません。

上記のような利用を総合的に判断し、永平寺町役場・本社・現場で十分に協議し時間短縮や場合によっては臨時休館などの判断をさせて頂いております。これからも皆様に元気に楽しくご利用頂く為の止むを得ない判断と受け止めて頂き、皆様のご協力とご理解を頂けるようお願い致します。